Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!
ハイサイドライトとはいわゆる「高窓」のことで、住宅密集地や立地などで開口部をとることが難しい場合に、採光や通風しを確保できます。外からの視線を避けプライバシーを保ちながら自然光を採り入れることができ、昼間は青空を、夜は月や星を眺めることもできます。
そんなハイサイドライトを上手く取り入れた事例をご紹介します。
ハイサイドライトのあるリビング事例です。壁を確保しながら、光を採り込むことができるため、スペースが有効に使える利点があります。
K邸・ソフト&ナチュラルな住まい (建築家:柴嵜 雄次)
吹き抜けのリビングは、ハイサイドライトがあることで自然光が入りやすくなり、明るさをキープできます。
若林の家 (建築家:朝倉 元 / 朝倉 美穂)
玄関にハイサイドライトを取り入れた事例です。ドアの開閉がないと暗い玄関スペースには、ハイサイドライトが効果的です。自然光が降り注ぐ、明るく開放的な玄関を演出してくれます。
『garden house with garage』~ガレージ・庭・ホームシアター!趣味を最大限楽しめる住宅~ (建築家:森本 初雄)
限られた敷地に建つ家のエントランスにもハイサイドライトは効果を発揮します。こちらの事例は、吹き抜けの玄関に隣接した階段部分にハイサイドライトを設けているため、玄関だけでなく階段も開放的で明るいイメージとなり、光が降り注ぐエントランスとなりました。
宮の沢の家 (建築家:富谷洋介)
寝室はプライバシーを保ちたい場所の一つですが、同時に空気がこもりやすいため、通気性をよくしておきたい場所でもあります。ハイサイドライトを設けることで、換気がスムーズになり、やわらかい光が入りこむため心地よく眠れる寝室を保てます。
軽井沢の家 (建築家:佐久間 徹)
ロフトに寝室を設ける場合、天井の近くは熱や臭いがこもりやすくなるため、通気性をよくするハイサイドライトが効果的です。視覚的にも、部屋と同じ感覚でやわらかい光が差し込むロフトは心地よく、気持ちのいい朝の目覚めを迎えることができます。
『囲む家』様々な表情のある、楽しく温かな住まい (建築家:前島周子)
湿気がこもりやすい浴室は、ハイサイドライトが活躍してくれます。プライバシーを守りつつ、入浴しながら外の景色や夜空を堪能できるのもハイサイドライトの醍醐味です。
ヤマノイエ (建築家:津野恵美子)
浴室は家の中でも最も外部からの視線が気になる場所なので、窓を設けるのが難しいケースもありますが、ハイサイドライトであれば取り付けられる可能性が格段にアップします。窓があれば、浴室の換気がしやすく、掃除やお手入れもしやすくなることでしょう。
とうおんの家 (建築家:宮内 心)
いくつかの事例から、採光や通気性だけでなく、生活を豊かに彩ってくれるハイサイドライトの効果と魅力を感じていただければ嬉しいです。
最終更新日:2018年08月30日
キーワードから探す