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平屋と2階(以上)建て、メリット&デメリット

2018年11月26日

SUVACO

平屋と2階(以上)建て、メリット&デメリット

平屋と2階(以上)建て、メリット&デメリット

「夢のマイホームを注文住宅で」と考える人は多いはず。でも、長く暮らす家だからこそ、将来の生活も考慮して決めたいものです。子育て、リフォーム、二世帯、老後といったさまざまな変化を踏まえて、平屋と2階(以上)建てのメリット&デメリットをお話しします。

どちらがいい?平屋と2階(以上)建て

平屋とは、階段がなく、1階部分すべてに生活空間がある一戸建てを言います。2階(以上)建ては、その名の通り、階数のある一戸建て。

一般的に、ご年配の方は階段の上り下りが辛くなることを考え、平屋を希望されるケースが多いと言われます。
一方で、詳細は後述しますが、平屋は土地が広くなければ間取りが限られることや、建築費用が割高なこともあり、若年層は2階建てを選ぶケースが非常に多いです。

025軽井沢Sさんの家 (建築家:鈴木宏幸)

H邸 (建築家:平野 太郎)

平屋建てのメリット&デメリット

◎平屋のメリット

その1)老後の安心(階段の上下動線)
平屋の特徴でもある、「1階部分にすべての部屋が配置されている」ところは魅力の一つです。
購入時の年齢ではまったく気にならなかった階段が、年を重ねるごとに辛くなり、2階部分の掃除や荷物運びがおろそかになるといわれます。平屋は、LDKから各部屋への移動や家全体の掃除、入浴際の浴室への移動など、階段を使わずに屋内での全動作ができます。

その2)室内の開放感
平屋は、本来なら天井になる部分を屋根までの吹き抜けできるため、LDKに開放感が生まれます。
2階以上の建物でも吹き抜け空間をつくることは可能ですが、2階部分の床面積が少なくなることもあり、2階の居室の面積との関係によって、思うように実現できない場合があります。

水平に広がる大きな軒と縁側のある家(阿久比の家) (建築家:ALTS DESIGN OFFICE)

▲平屋のデメリット

その1)建築費が高額になる可能性が高い
1階部分にすべてのスペースがあることのメリットは非常に大きいですが、その地面に接する1階部分の下には、家を支える大事な基礎が存在します。
2階建てでは、延床30坪の家で1階部分15坪、2階部分15坪の場合、1階の床下15坪の面積に基礎が必要となります。
ですが平屋の場合、30坪の住宅にはそのまま30坪の基礎が必要となります。屋根も同様のことが言えます。住宅自体が大きな買い物なので、基礎や屋根といった家を守る構造体の材料が増えると、価格も大きく高騰してしまいます。

その2)土地の面積が必要
住宅用の土地には、建ぺい率が定められている場合が多くあります。これは、「土地を真上から見た場合に建物が占める面積の割合」を表します。
土地面積が50坪で建ぺい率が60%の場合、各階の面積は30坪の範囲内で建物を建築する必要性があります。
平屋は1階部分のみで構成されるため、必要な部屋数や面積を確保できない場合があります。2階(以上)建ての場合は、個室や収納等を1階以外に配置することで、回避がしやすくなります。

平屋は長く住む家としては魅力的ですが、土地面積の確保が必要なこと、また建物本体が高価格になりやすいため、投資コストがネックとなり諦める方も少なくありません。

平塚町の家~20坪の豊かな暮らし~ (建築家:大薗貴洋)

2階(以上)建てのメリット&デメリット

◎2階(以上)建てのメリット

その1)間取りの多様性
2階(以上)建てでは1階と2階の空間が分かれることで、さまざまなパターンの間取りを検討することができます。
たとえば周辺状況によっては、2階にLDKを設けることにより、1階よりも日当りや見晴らしもよく、開放的な空間を演出することも可能です。
ほかにもバルコニーの設置や子供用のプールなど、1階よりも高い位置にあるからこそ、プライベートがより確保された空間を楽しむことができます。

その2)敷地の有効活用
所有の土地面積や購入価格によっては、大きな土地を用意することができない場合もあります。
その際はインナーガレージを設けて家の1階部分に車を入れることで、駐車スペースを確保しながら2階や3階に居住スペースを確保することが可能です。

「大きな庭が欲しい」「車は最低3台駐車したい」など、各家庭でニーズはさまざま。そういった希望により、各階の居室面積が思い通り取れない場合は、2階建てから3階建てに変更すれば、ワンフロアに収まらなかった間取りを上階に確保できます。

1階部分にすべてを配置する平屋に比べ、2階や3階といった垂直方向の空間を使用することにより、狭い土地でも居室を確保できたり、敷地周辺の住環境に合わせてどのフロアにLDKや個室を配置するかなど、可能性を広げることができます。

高槻のスキップフロアハウス|スキップフロアで狭い敷地を有効に使いたおす (建築家:吉永建築デザインスタジオ)

▲2階(以上)建てのデメリット

1)将来的な生活への対応
平屋とは反対に、階段を上り下りするという動作は必須です。購入時の年齢ではなんの問題もなかった階段の上下が、年齢を重ねるにつれ辛くなっていきます。長い目でみると、年齢を重ねてからどうするかを入念に考えておく必要があります。

2)上下階の音
自宅内での出来事なので、そんなに問題ではないと思われます。
ですが、夫婦や子供と家族が毎日過ごすうえで、来客中に2階で子供が遊ぶ足音が聞こえたり、家族の起床時間が異なると少なからず影響してくるものです。

高槻のスキップフロアハウス|スキップフロアで狭い敷地を有効に使いたおす (建築家:吉永建築デザインスタジオ)

平屋も2階(以上)建て、どちらもメリット&デメリットがあります。土地の大きさや建築費の総額、周辺環境などを基に、自分にとってどちらがふさわしいのか、各家庭の生活スタイルや希望条件で検討してみては。

最終更新日:2018年11月26日

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