ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
注文住宅で施主とその家族を襲う7つのストレス

2019年05月23日

SUVACO

注文住宅で施主とその家族を襲う7つのストレス

注文住宅で施主とその家族を襲う7つのストレス

多くの人の憧れや目標であるマイホーム建設は、夢と希望に満ちたライフイベントのひとつです。しかし、家をつくるということは、決して楽なことではありません。特に注文住宅で施主の立場になる人は、予想以上のストレスと戦うことを覚悟しなければなりません。

大切なお金と多くの時間をつぎ込んで行う家づくりですから、ストレスばかりではむなしくなってしまいますし、せっかくのライフイベントですから、楽しみたいですよね。この記事では、そんな家づくりを楽しむための心得について、とある建設会社で注文住宅の設計をしていた私が、数々の施主と家づくりをした経験と、自宅建設の際に施主の立場になった経験からお伝えします。

施主とその家族を襲うストレスとその原因

私は注文住宅の設計という仕事をしながら、自宅を建設するまでは、恥ずかしながら注文住宅づくりの本当の大変さというものを知りませんでした。

注文住宅の本当の大変さ、それは施主の私生活にのしかかる数々のストレスです。
まずは、多くの施主の皆さんが体験するであろう、ストレスとその原因についてお伝えします。

※画像はイメージです。

Y山荘 (建築家:高橋昌宏)

①大金がどんどん減って行く

注文住宅の建設には、とてもお金がかかります。それは理解していたはずなのに、土地の契約、ローンの契約、設計契約、工事契約……と事を進めるたびにドスンドスンと音を立てるように減っていく残高を見ると、ストレスというか、一種の恐怖を感じるようになります。

この恐怖心は、予算が足りるのか?という心配から来るものが大きいので、予算がシビアな場合は、支払いの計画は特に入念に行い、これから支払う金額について納得し、内容をよく理解した上で事を進めることが大切です。

また、家づくりを決意した際には、同時に『これから大金がどんどん減っていくんだ!』ということを改めて覚悟することで、残高を確認した際の衝撃は軽減することができます。

②家族との価値観の違いに気づかされる

注文住宅づくりは、家族の夢と理想をかたちにすることでもあります。そのため、家づくりをすすめていくうちに、家族と意見の衝突や価値観の違いに悩むことになるかもしれません。

家族の絆を深めるための家づくりで、家族が不仲になってしまっては本末転倒ですから、それぞれの意見を尊重して前向きな意見交換ができるといいですね。

意見の衝突を減らすためには、部屋ごとに意見の優先順位を決めておくことがおすすめです。玄関とキッチンと1階のトイレは妻優先、リビングと寝室と浴室と2階のトイレは夫優先というように決めておけば、お互いの意見を尊重しやすくなります。

どうしても意見に折り合いがつかない場合は、争いが深刻化する前に設計者などの専門家に相談しましょう。

③選ぶというストレス

注文住宅は、選択の連続です。住むエリア、お金を借りる銀行、土地、建設会社、家の構造、間取り、外装の仕様、サッシのメーカー、内装の仕様、住設機器のメーカーや色、インテリア……と注文住宅で施主が選択するべき事項を挙げればきりがありません。(きりはあるのですが)

注文住宅は何でも自分好みにできるという良さがありますが、それはその都度選ばなければならないという手間でもあります。その手間を楽しむことができればいいのですが、莫大な選択肢の中から、一生に一度の家づくりのための選択を短期間で何度もしなければならないということは、とても疲労感の伴う作業です。

自分たちだけで全てを選ぼうとせず、その都度専門家の意見を聞きながら検討をすることで、この疲労感は軽減することができます。

④情報が多すぎる

インターネットの普及により、家づくりに対する情報は誰でも手軽に閲覧することができるようになりました。その情報量の多さは施主にとって良くもありますが、ストレスの原因になることもあります。

注文住宅づくりは、こだわろうと思えばきりがありません。そのため、情報集めにも限度がなく、多くの施主がネットサーフィンのしすぎで寝不足に陥ります。

また、家づくりに失敗しないために知識を得ることは大切なことですが、あらゆる情報を目にすることで、何を信じたらいいかわからなくなり、家づくりに多くの不安を抱え、その不安はいつしか建設会社への疑いの気持ちに変わり、大きなストレスにつながることがあります。

⑤忙しくなる

現代の施主の皆さんの多くがあてはまる共通事項として、『毎日忙しい』ということが挙げられます。日々時間に追われる毎日なのに、家づくりがスタートするとより忙しくなることは間違いありません。

着工までは特に忙しく、打ち合わせや現場確認、地鎮祭などの行事等、休日もフル稼働することを覚悟しましょう。職場にも家づくりをしている旨を伝えて、理解を仰いでおくと安心です。

⑥電話がかかってくる

家づくりを始めると、いろいろな所からいろいろな電話がかかってくるようになります。土地探しの段階では不動産会社や銀行担当者から、建設会社選びの段階では各会社の営業から、設計段階では設計者から、工事段階では現場監督から、家具を購入すれば家具屋や運送会社から、家が完成すれば引越し業者から、各段階で関係するあらゆる方面から電話がかかってきます。

その内容は重要なことが多く、仕事中でも、休暇中でも関係ありませんので、いつでも電話とメモを側に置いておく必要があります。

⑦家づくり以外にも悩むことが多い

注文住宅は、冠婚葬祭と同じくらいその地域の伝統や文化が影響してくることがあります。地鎮祭や上棟式、お茶出し、近隣挨拶などが良い例で、その都度心付けや差し入れ、ご挨拶の品に悩むことになるでしょう。

家族に伝統や文化を重んじる人がいる場合は、その人の意見を尊重することが大切です。
家族にこだわる人がいなくても、近所の目や職人からの印象が気になる場合は、遠慮なく建設会社の担当者に相談しましょう。

ストレスを最小限にし、注文住宅を楽しむための3つのポイント

注文住宅が始まると、様々なストレスに襲われることをお伝えしましたが、施主の中にはそのストレスによって精神的に参ってしまう方もいるほどです。精神的に疲労してしまうと、家づくりのあらゆる選択を深く考えることができなくなり、後々の後悔につながります。

今まで頑張って貯めてきたお金を使い、1年以上の長い時間を費やして行う家づくりです。せっかくですから、その期間を楽しみたいですよね。注文住宅のストレスを最小限にし、この過程を楽しむための4つのポイントをお伝えします。

見晴らしのよい家 (建築家:奥野公章)

■家づくりのコンセプトを明確にしておく

家族の意見がまとまらない場合や、色決めなどに迷った場合、方向性を定めてくれることになるのが家づくりのコンセプトです。例えば、『家族が集まる和の住まい』というコンセプトを決めておくと、家族が集まりやすい間取りや、和の雰囲気を演出するための仕上げに選択肢が絞られ、家族間の意見の折り合いがつきやすくなり、打ち合わせが進めやすくなります。

また、施主と家族と設計者がその家共通のコンセプトを共有することで、ちぐはぐなデザインの家になるのを避けることもできます。

■時間と予算に余裕を持つ

家づくりにとって大切であり、なかなか十分に確保することが難しいのがこの時間と予算です。不安を感じない範囲で時間と予算を確保できるように努めましょう。

■信頼できる会社を選ぶ

どんな人でも多くの情報を得られる世の中になったために、懸命に家づくりの情報を集めた結果、その情報に翻弄されてしまう施主も少なくありません。そうならないためには、信頼できる会社に設計と施工を任せることが大切です。

少しでも疑いの気持ちを持ったまま家づくりを始めてしまうと、この設計で十分な日当たりが確保できるのか?柱の数は本当に足りているのか?この養生で大丈夫なのか?など素人では答えを出すことができないような心配事にいちいち悩まされることになります。

第三者機関による間取りのチェックや現場管理などのサービスもありますが、第三者機関に依頼することも手間であり、それもストレスになりますので、できれば避けたいものです。信頼して家づくりを任せられる会社に仕事を依頼することが、余計な心配事を抱え込まないことにつながります。

注文住宅のストレスを軽減し、家づくりを楽しむためのポイントについてお伝えしました。信頼できる会社に設計・施工を依頼して、こだわりの注文住宅を楽しく建設できるといいですね。

最終更新日:2019年05月24日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。