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建築家ザハ・ハディドが中国で設計した建築物は未来の形?

2014年10月20日

TKO-M.architects

建築家ザハ・ハディドが中国で設計した建築物は未来の形?

GALAXY銀河SOHO

建築家ザハ・ハディドが中国で設計した建築物は未来の形?

外観

新国立競技場

こんにちわ。建築事務所TKO-M.architectsの岡村裕次です。

東京神宮前にある国立競技場がオリンピックにあわせて新しく建て替えるというお話は御存知でしょうか?2012年に世界規模のコンペが行われ、イラク出身の建築家ザハ・ハディドさんの提案が安藤忠雄審査委員長などにより選ばれました。その後予算が大幅に超過している事や、規模が大きすぎてオリンピック後の運営で採算が採れないのではないか?、神宮前の景観と相容れないなどと反対運動が起こっています。設計者であるザハさんは13億円という設計監修料をもらっているのですが、実際の設計や責任は日本の大手組織系設計事務所合同会社が請け負っており、コンペ当初の案がどんどん変わっていってしまっているのも残念だという意見も聞かれます。

上が現在案、下がコンペ時の案

GALAXY銀河SOHO

その建築家ザハさんは1980年代より3次元曲面を伴った流線形態の建築物提案を行っていましたが、技術的な問題で実現する事はありませんでした。やがて21世紀を迎え、コンピューター技術の成熟により工事可能となり、沢山のすごい形態をしたプロジェクトが世界各地で完成を迎えております。

今回は中国北京にある「GALAXY銀河SOHO」を紹介します。銀河SOHOは賃貸ビルとなっており、延床面積33万m2、地上15階、地下2階。鉄筋コンクリート造(一部SRC)で地上に7か所あるブリッジは鉄骨造です。地上4階以上がオフィス、地下1階から地上3階までが商業ゾーン、地下2・3階は駐車場と機械室です。地下は飲食店舗が多く入居し、賑わっていましたが上階に行くに従って商業もオフィスも9月中旬現在はまだ半分も入居されていないかなりの空き具合でした。

地下の中庭

果たしてその内観は?

学生の頃の教科書にあったミトコンドリアのような生物っぽい平面外形は6階部分が一番広がっており、上下階に行くに従ってすぼんでいくような卵形をしています。卵の真ん中は吹抜けとなっており、ドーナツ型の平面となっており、商業部分にはガラス屋根がかかりアトリウムとなっています。それらの卵が4つあり、その中腹では細胞分裂の途中のような流線形態をしたブリッジで隣の卵と繋がっています。外壁はアルミパネルで出来ており、なかなかの施工制度で流線型建築が形作られていました。

渡り廊下から中庭を見下ろす


4つの卵で囲まれた中庭は地面より1層分下がっており、不思議な形のベンチに座りながら流線型を描いて飛び散る噴水を見ているとなかなか統一感もあり、気持ちの良い空間を感じる事が出来ました。周辺環境からは浮きだって見えますが、中に入って囲まれると案外違和感なく楽しめました。

吹抜け部とプラン

東大門デザインプラザ

韓国ソウルにもザハ設計の大型展示・商業施設が最近完成しており、東大門を歩いていてその形態にギョッとして二度見した方もいるはずです。現地に行くことがあればこの未来的建築を是非体験してみてください。尚、初台の東京オペラシティアートギャラリーで現在ザハ・ハディド展が開催されています。

最終更新日:2018年08月31日

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