ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
贈与税が軽くなる「住宅資金贈与」って?

2014年12月22日

Yahoo!不動産編集部

贈与税が軽くなる「住宅資金贈与」って?

5分で分かる! 住まいの税金

贈与税が軽くなる「住宅資金贈与」って?

贈与と税金の仕組みを知ろう

親からの贈与。少しでも税金を軽くしたい

家を買うにあたっては多くの人が頭金を用意されるかと思います。一般的に頭金の適正額は物件購入価格の2割以上といわれています。物件価格が2000万円なら400万円、3000万円なら600万円ですね。このご時世、それだけの金額を貯めるのは容易なことではありません。

となれば、やはり頼りになるのは親からの援助。贈与によって頭金をねん出するというのが、現実的な手段になるのではないでしょうか。そこで、気になるのが贈与税。いくらまで非課税なのか? 税金が軽くなるおトクな制度はないのか? よくよく調べた上で手続きを進めたいところです。

そこで、住宅資金贈与のルールや知っておきたい優遇制度についてご紹介します。



その前に…なぜ頭金が必要なの?

頭金を用意する理由。それは言うまでもなく返済負担を軽くするためです。自己資金が多ければそのぶん借入れ金額が減り、利息を含む総返済額を圧縮することができます。たとえば、固定金利型のローンで元利均等35年タイプなら、借入金2000万円と1500万円で総支払額に700万円以上の差がつくこともあります。もし、ご両親が援助してくれるなら、遠慮なく甘えて少しでも頭金を増やしておきたいところでしょう。


<借入額によって、総返済額はこんなに変わる>
※長期固定金利住宅ローン(元利均等35年払い、金利年2.0%)での試算
□2000万円借入れした場合→総返済額 約2800万円
□1500万円借入れした場合→総返済額 約2100万円
差額:約700万円



贈与を有効に活かすため、知っておきたいルール

では、次に贈与税の仕組みについておさらいしましょう。贈与税はその名の通り、個人から財産をもらったときにかかる税金です。1年間に110万円を超える贈与を受けた場合に課税され、その税率は贈与の額によって変動。たとえば、平成26年12月31日までに1年間で500万円の贈与を受けた場合は53万円が課税されます。
なお、1年あたりの課税ライン110万円を下回る額、たとえば100万円を10年間にわたって贈与された場合には原則として贈与税はかかりません。ただし、10年間にわたって毎年100万円ずつの贈与を受けることが「贈与者との間で約束されている場合」は別。約束をした年に「都合1000万円を受け取る権利」が生じるため、課税対象となります。このあたり、ややこしいですが大事なポイントですので押さえておきましょう。


おぼえておきたい! 優遇制度

前述のとおり、通常贈与税の非課税枠は110万円となっていますが、「住宅購入を目的とした贈与を受ける場合」には、所定の要件を満たせば非課税枠が500万円まで拡大される特例が設けられています。
ただ、この特例を受けるには平成26年12月31日までに直系尊属、つまり父母や祖父母から住宅取得等資金として贈与を受け、翌年3月15日までに入居する必要があり、これから準備するとなるとかなりのタイトスケジュール。現実的にはほぼ不可能といえるでしょう。

しかしながら、政府は現在この特例制度をさらに延長、非課税枠も今以上に拡大する方針を固めていて、平成27年度の税制改正大綱に盛り込まれる見通し(※平成26年12月15日現在)。特例があるとないとでは、贈与税の負担額も大きく異なるため、その動向をしっかりチェックしておきたいところです。



税を知り、大切な資産を守りましょう

贈与税に限らず、税に関する基本的な知識を押さえておくことは、資産を守る上でとても重要です。

たとえば相続税。平成27年1月1日から「相続税」のルールが変わり、基礎控除の枠が6000万円から3600万円に縮小されます。つまり、これまでは相続する財産が6000万円以下であれば課税されなかったのに、来年からは3600万円を超えると税金がかかってしまうわけです。
一部の富裕層以外は無関係とみられていた相続税ですが、これからは多くの人が課税対象となります。そのため、両親が健在のうちに生前贈与も含めた税金対策を講じておくことで、結果的に納める税金を軽くできる可能性があるのです。

なかには「自立した身で贈与を切り出すのはちょっと…」と躊躇してしまう人もいるかもしれません。そんな時は、自分のためだけではなく親にもメリットがあるか考えてみてはいかがでしょう。たとえば、同居を考えた2世帯住宅プランであれば、積極的に支援してくれる可能性も高まるのではないでしょうか。大切な財産を有効に活かすのも、考えようによっては親孝行。それをふまえた上で、みんなの幸せをプランニングしてください。

両親の大切な財産を守るのも子の務め?



最終更新日:2018年08月30日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。