末長組の会社情報
企業理念
【住む人も、私たちも、心から愛せる住まいを。】
私たち末長組最大の魅力は、独自性の高い住まいをご提供できること。これまで、独自の工法を開発し、デザイン性と居住性を両立させた、オリジナリティあふれるマンションを供給し、実際に住まわれた方々から、高い評価をいただいてきました。しかし、時代は移り変わり、殊に東日本大震災以降、住宅産業を取り巻く環境には多くの変化が現れています。私たちも、過去の姿のままであり続けることは許されません。新時代の基準に合致した新工法開発など、「今」求められる住宅企業であるべく、日々進化を続けています。
末長グループについて
【意匠とは、技術が創る】
個性際立つ外観フォルムは特徴のひとつだが、それはこれまでの実績エリアに傾斜地が多いという立地条件をメリットに転化した「H2システム」工法により建てられたものがある。オリジナルの階層建築工法として、従来の傾斜地建設において課題とされていた造成工事費を抑え、住戸を雁行させて配置する設計によって立地の特性を活かすことができる。
【暮らし品質という、モノづくり】
「H2システム」工法では、ひな壇状に配置された住戸の各階に広々としたルーフテラスを設けることができる。植栽だけでなく、ハーブガーデンや菜園など暮らす方ごとに多彩な使い方が考えられる空間だ。「自分たちにしかできない場所に、自分たちにしかできないモノをつくる」という、強みを活かした技術集団独自の視点で暮らしに付加価値という品質も常に提供している。
【「+」と「-」の技術】
降り注ぐ陽光、通り抜ける風、豊かな緑。心身を解き放ち、癒しと心地よさ、そして安心をもたらす住まい――。立地や方位、階数などの条件をクリアした上で、誰もが重視する住空間へのニーズではないだろうか。
日本の住宅建築は、地震という自然災害に対峙するために、堅牢さを求め、そのために柱や梁、性能を強固にする「+」の発想。
しかし、本来、求められている住空間を追求するには「-」思考への転換が必要な場合がある。「柱や梁を排除することはできないか」、「ガラスサッシュ枠を極小化できないか」。人を守り資産となる住まいの安全性にも妥協することなく、快適性を考え続けることで開発された工法が「T2システム」である。
【<2×1>への転換】
「T2システム」工法とは、隣接住戸を2つにし、水回りが接続点となる設計だ。一般的に横並びでプランニングされる集合住宅は、開口部が2方向に限られた住戸が多数を占めているが、この工法では2住戸単位の連結により、角住戸の多数設計が可能。戸建感覚の4面開口を基本に、コーナーサッシュや独立性の高いバルコニーなど開放感とプライバシー性を両立する集合住宅となる。角の部分にサッシュを設けないコーナーガラスは床から天井近くまで大きく開口し、連なるワイドサッシュは採光・通風だけではなく、のびやかな空や緑など自然の恩恵に浴する住空間を創りだす。複雑な構造設計・建築技術であっても、時間とコストを惜しむことなく費やすことは住み手の価値にもなるが、施工と売主が常に一貫した意思疎通を持つ体制であってこそ採用できる考え方だといえる。また、質感豊かな無垢材や石材など、時を経るごとにアンティークのような温もりを醸し出し、住まいに重厚感を演出する自然素材を採り入れていることも快適性へのこだわりのひとつだ。