モデルルーム攻略の注意点とは

 昨今では、マンションギャラリーや、マンションパビリオンなどさまざまな呼び方がされています。ちょっと分かりにくいですが、マンションギャラリーの中に、モデルルームや、模型スペースや、商談スペースなどがあるということです。企業側も検討しやすいように趣向を凝らし、CG映像を用意するなど期待に胸が膨らむ体験を提供しています。
また、常駐しているスタッフに質問をしたり、街の情報を聞いたりと気軽にコミュニケーションをとってみましょう。スタッフもさまざまな情報を事前に調べていますから、いろいろなお話が聞けると思います。オシャレなカフェの情報でも、建設地の地盤についてでも、なんでも問題ありません。自分にとってメリットとデメリットを整理するうえで気になることをそのままにしないことが大切です。経験豊富なスタッフであれば、さまざまな会話から希望条件を整理して、きっと良いお部屋をお薦めしてくれるでしょう。
極意その1‐訪れる前に、予約をしよう! 土日祝日のマンションギャラリーは大変混み合います。これは致し方ないことでしょう。新築マンション開発企業も、物件の規模に応じた大きさの設備を用意していますが、あくまでも仮設施設です。また、対応するスタッフの人数にも限りがあることから、特に人気物件では対応の順番を整理して応対します。
真剣に検討したい場合は、必ず事前に予約をすることをお薦めします。予約していれば待たされることも少なく、スムーズに見学が可能です。今はインターネットで予約できる時代ですから、まず予約をしておくことが時間を無駄にしない手段と言えるでしょう。
極意その2‐準備は必ずしていこう! お買い物の合間や、観光やレジャーに行く直前など、時間があまり確保できない時に、マンションギャラリーに立ち寄るのはお薦めできません。検討を前提とするならば、やはり相応の時間と準備が必要です。
・所要時間の目安 初めてマンションギャラリーに行く場合は、少なくとも2時間くらいの時間がかかると考えておきましょう。現地やモデルルームの見学で1時間、その後の住宅ローンの相談や、どのお部屋が一番希望に合っているかの検討で1時間。合計2時間くらいは必ずかかります。余裕のある検討をするならば、約3時間は確保しておきましょう。
・必要な持ち物 特別必要な持ち物はありませんが、住宅ローンを組む予定の場合はご自身の収入額は記憶しておきましょう。サラリーマンの場合、毎年源泉徴収票が勤務先から出ていると思いますので、コピーしておけば問題ありません。自営業や会社役員の場合で確定申告をしている方は、収入額と所得額を覚えておきましょう。もちろん、コピーをお持ちになればより確実でしょう。
・小さなお子様がいる場合 特に小さなお子様がいる場合は、替えのおむつやお菓子、お気に入りのおもちゃなどが必須です。先着順の住戸を気に入った場合など、思わぬ長時間滞在となることも珍しくありません。近年ではお子様の遊ぶスペースやオムツ替えスペースがあるマンションギャラリーも増えていますので、事前に有無の確認をすれば安心できるでしょう。
極意その3‐支払計算(資金計算)のシミュレーションをしてもらおう 具体的な検討を助ける材料は必ず確認したいものです。中でも、購入すると仮定した場合の支払いシミュレーションは、希望することで計算をしてくれます。住宅ローンは複雑な金利計算が必要な複利なので、計算機で計算しようとすると骨が折れます。専用のソフトを使ってスタッフに試算をしてもらいましょう。また販売会社の提携ローンなど、優遇金利を提供している場合もありますので、その点も確認しておく必要があります。
気に入ったお部屋が購入可能かどうかは、このシミュレーションなしでは判断がつきません。月々のローン支払金額と、管理費や修繕費などのコストを足してもらい、支払総額をプリントアウトしてもらい、自宅でも見返せるようにしましょう。

さあ、モデルルームに行ってみよう!

さあ、モデルルームに行ってみよう!

モデルルームを見学するだけでなく、現地の確認や、模型の確認、未完成であれば日当たりの確認など、さまざまな検討項目があります。同じマンションでも異なるお部屋では条件が変わりますから、その比較も必要でしょう。積極的に質問や相談をし、ひとつひとつクリアにしていく過程を楽しめるとマンション探しも充実してきます。

また、モデルルームは何人ものスタッフが、工夫を凝らしながら作り上げています。事前準備はしっかりと、気持ちは楽しみながら訪れてみてはいかがでしょうか? きっと「新しい発見」と「新しい暮らしの提案」が、あなたを待っていることでしょう。

画像提供:アフロ